今日も妻がIT業務派遣社員の求人情報を眺めて捕らぬ狸の皮算用をしています。
IT系の求人で「プログラマー」と「Webデザイナー」が多いんだけど、何か違いがあるの?
ざっくり言うと、「プログラマー」はシステムの機能を作る人達、「Webデザイナー」は画面のデザインとか画面そのものを作る人達って今は覚えてていいよ。
今日はIT系の「プログラマー」と「Webデザイナー」について紹介したいと思います。
プログラマーとは?どんな仕事内容?
最初に書いた通り、『プログラマー』とはシステムの機能を作る担当者のことをいいます。
作りたいシステムの規模にもよりますが、システムの設計図(仕様書)に従ってプログラミング言語を使ってシステムの開発をします。
例えば、こんな感じで氏名と電話番号を登録するシステムがあって、入力された内容をサーバに記録、その他色々な処理を実行させる機能を作り込みます。
プログラマーは「こういう機能を作ってね」という設計書に沿って、その通りに動くように作ります。
プログラマーはどんなスキルが必要?
プログラマーはHTML・CSSをはじめ、先ほどの機能を作るためのプログラミング言語を習得する必要があります。
プログラミング言語は以下のようなものがあります。
・C(C++、C#)
・JavaScript
・Java
・Perl
・PHP
・Python
・R
・Swift
などなど・・・
色々なプログラミング言語があり、何を勉強すればいいのかという疑問がありますが、「自分が作りたい・仕事にしたいシステムに合った」プログラミング言語であればなんでもいいと思います。
たとえばWebシステムを作りたい、Webシステムの開発をメインにしている会社に入りたいのであれば、PHPは覚えておいた方がよいと思います。
アプリを作りたいのであれば、Swiftを勉強してもいいと思います(Swiftじゃなくてもアプリは作れますが)。
もしくはAI・機械学習を作りたい場合はPythonなどがよいと思います。
難易度でいえば、PHP・JavaScriptから勉強を始めても大丈夫です。
Webデザイナーとは?どんな仕事内容?
『Webデザイナー』とはWebシステムの画面をデザインする人です。
デザインだけではなく、HTML・CSS・JavaScriptなどで実際に画面を作ることもあります。
作りたい人の要望に応じてデザインや画面の作成をします。
こんなシンプルなWebシステムは見かけないですが、クライアントから「こういう雰囲気のデザインで~」とか「こういう情報を登録させたくて」という要望をヒアリングしながら画面のデザインをしてクライアントにデザイン案を出して、画面の構成を詰めていきます。
デザイン案をお絵描きするところまでが仕事になることもあれば、実際にHTML・CSSを使って画面を開発するところまでが仕事になる場合もあります。
Webデザイナーはどんなスキルが必要?
仕事(案件)の内容にもよりますが、Webシステムのデザインの知識とデザインするためのツールの使い方、プログラミング言語はHTML・CSS・JavaScriptの知識と経験があれば、Webシステムのデザインはできると思います。
「デザイン」というと、クリエイティブな発想ができないと難しいのではないかと思われがちです。
しかしWebシステムのデザインにおいては独創性よりもいかに利用者が使いやすいか、意図した行動をとってくれるような画面の構成になっているか、が大事です。
加えて個人的にはWebデザイナーはクライアントの要望をきちんと引き出せるコミュニケーション能力が重要だと思います。
プログラマー・Webデザイナーは稼げるの?
プログラミング言語の難易度やそれを使える人口が関係しているのかはわかりませんが、Webデザイナーよりもプログラマーの時給が高いです。
「WEBデザイナー」の仕事にはプログラミング言語を扱わないデザインのみの案件も含まれているので、その分差がでている可能性もあるのかな、とも思います。
プログラマーとWebデザイナーがそれぞれ何をしているのかはわかったけど、どっちになるのがいいのかなー。
まずは1冊、基礎の本をマスターしてからでも遅くはないからまずは勉強しよ。