IT基礎知識 妻の学習記録

LAN・WANって何?

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LANとWANとインターネットの違いがよくわかんない。全部インターネットじゃないの?

一般的にはLANは1つの会社とか家とかの小さい範囲でコンピュータ同士を通信させるネットワークで、WANはLAN同志を通信させるネットワークだね。

「通信する」ってことはインターネットじゃないの?

初めて聞く言葉と普段使っているもののイメージが結びつかないようなので、実際に家にある端末を使って説明することにしました。

LANからインターネットの概要

LANからインターネットまでの概要

まず、LANからインターネットまでの大まかなイメージとしてはこんな感じです。

自宅・オフィスから直接インターネットにつながっているわけではなく、ISP・IXを経由してインターネットに出ていきます。

次に用語についてそれぞれ説明します。

LANとは

LAN(Local Area Network)とは冒頭にも書いた通り、小規模な範囲で使用されるコンピュータネットワークです。

現在だと一般的には「無線LAN」という言葉が広く浸透していますが、昔は「コンピュータ同士を接続させる」ためにLANの普及が進みました。

LANの昔と現在

昔々は同じ建物(敷地)内にあるコンピュータ同士をケーブルで繋げていろいろ効率化したい、というところからLANの普及が進みました。

現在はルーターを使ってLANとインターネットを安全に繋げたい、ケーブル(有線)だけじゃなくて無線でもコンピュータ同士を繋げたいため、無線LANの普及が進みました。

また、現在だと個人の利用においては、「無線LANを利用すること」イコール「インターネットに接続する」になので「Local Area Network」という言葉がピンとこないかもしれません。

LANについて個人宅用のルーターの例を使い、手を動かしてみながら説明します。

パソコンからスマホに通信できるか試してみよう

同じルーターを使っている(同じ無線LANを使っている)パソコン同士で以下の操作をしてみます。

今回用意したもの

  • パソコン(Windows 10) 1台
  • スマートフォン(iPhone) 1台
  • 上記の端末を無線LANに接続

1.Windowsボタンを押し、【コマンドプロンプト】と入力し表示されたアプリを起動する

2 . (デフォルトでは)真っ黒な画面が表示されることを確認する

3.【ipconfig】と入力しEnterを押す

4.表示された結果のうち、Wi-Fiの箇所のIPアドレスを確認する

この端末のIPアドレスは192.168.3.7。

ルーターのIPアドレスは192.168.3.1であることがわかりました。

IPアドレスについての説明はまた別途行いますが、今は「パソコンのネットワーク上での住所」とイメージしてください。

5.スマートフォン(iPhone)で以下の手順でIPアドレスを確認します。

Wi-Fiにつながっている状態ではこの端末のIPアドレスは192.168.3.10であることもわかりました。

また、ルーターのIPアドレスもパソコンと同じくルーターのIPアドレスということも確認できました。

6.パソコンからコマンドプロンプトで【ping 192.168.3.10 】と入力する

【ping】は通信に異常が無いか確認する際に使うコマンドですが、これも詳しい話は今回省略します。

パソコンからスマートフォンに通信を飛ばすことに成功しました。

7.スマホのWi-Fiをオフにする

8. パソコンからコマンドプロンプトで【ping 192.168.3.10 】と入力する

失敗しました。

これはWi-FiをオフにしたことでスマートフォンがLANの中にいなくなったからです。

①パソコン、スマートフォンの各端末にLAN内のIPアドレスが割り当てられます

②パソコンからスマートフォンの住所宛に通信を飛ばすときにルーターを経由して通信ができることを確認します

③②と同じようにスマートフォンの住所宛に通信を飛ばすためにルーターに経由しようとしたけど、ルーター側で「そんな人(スマートフォン)にそんな住所(IPアドレス)はあげていないよ」ということでエラーが返ってきます。

個人宅でインターネットがメインの用途だと従来の意味であるLANの意味をイメージすることが難しいと思いますが、おおざっぱに説明するとこんな感じです。

WANとは

WAN(Wide Area Network)とは冒頭にも書いた通り、LAN同士をつなぐネットワークです。

会社のオフィスが複数ある場合、それぞれのオフィスはLANで通信されていますが、それらのLANを一つのネットワークとしてまとめたものがWANです。

上記の図のように各オフィスのLANをISP(Internet Service Provider)と呼ばれる事業者がその会社の専用線を作り、まとめてくれることで別の場所でもLANのように限定的な範囲でのみ通信が可能になります。

実際に会社間専用の線をつなげるわけではありませんが、それはまた別の機会に説明したいと思います。

そのため、例えば会社の各オフィスの中からしかアクセスできないようなファイルサーバやシステムなどはWANで構成された通信であることが多いと思います。

例外もいろいろあるのですが、ここでは省略します。

会社によってはWANだけど『会社LAN』というように呼ぶところもあります。

ISP・IXとは

ISP(Internet Service Provider)とは、その名前のとおり、インターネットのサービスを提供(Provide)する事業者です。

上記に書いたような会社の各会社のLANをWANにまとめるだけでなく、個人宅のインターネットの接続サービスを始めとした各種サービスを提供しています。

回線事業者はインターネットに接続するための物理的な回線を提供している事業者です。光やケーブルテレビ回線などがあります。

IX(Internet Exchange)はさらに大きな単位でネットワークをまとめています。

ISPはIXに接続し、IX同士が繋がることでインターネットが世界中で使えるようになります。

無線LANってインターネットのことじゃないことがなんとなくわかった。

もっとそれぞれ詳しく教えたいけど、今はまだそういうイメージで大丈夫。

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